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80歳まで働く?これからの働き方を考える

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こんにちは。かのんです。

 

今朝、ヤフーニュースを見ていたら、こんなニュースが出ていました。

 

ノジマ、80歳まで働ける制度導入…定年後も1年契約の臨時従業員に

 

さて、みなさんはどう思いますか?

 

80歳まで働く…働ける幸せ

 

80歳まで働けること。

 

 

これは幸せなことなんだろうか?

 

幸せの基準はもちろん人それぞれで、おそらく、これまで会社に雇用されることで生活を担保してきた人たちには朗報なのかもしれません。

 

いまや人生は100年時代を迎え、一般的な65歳定年でも、その後35年あるわけです。

 

現在の60歳代、70歳代の方はその多くが、日本の高度経済成長期を支え、バブル期を超え、リーマンショックも乗り越えてきたいわば、一線で戦ってきた企業戦士。

 

趣味らしい趣味も持たず、仕事一筋でいた方も多いことでしょう。

 

そして、ある日定年を迎え、呆然とする人もいます。

 

…さて、これから毎日、何をして過ごそうか…

 

「仕事が趣味!」と豪語してきた人達には、希望すれば80歳まで働くことができるこの制度は、とてもうれしいものかもしれません。

 

やはり、「自分は人の役に立っている」「自分は必要とされている」といった感情は、人が生き生きと暮らすためには必要なものです。

 

実際、仕事を辞めて、自分の役割がない、必要とされていない、と感じていくことが、その後のうつ病や認知症につながっていくことがあります。

 

人は社会性の生き物とされます。

 

ほかのだれかとかかわって生きている、誰かに必要とされている、といった自尊感情は人間が生きていくうえで、とても大事なものです。

 

そういった意味では、職場で自分の役割がある、必要とされていると感じられる場面があることは、働きたいと思っている方には、とてもいいシステムだと思います。

 

80歳まで働く…働かない幸せ

 

しかしながら、皆が皆、定年を超えても働きたいと思っているわけではないでしょう。 

 

やはり、定年後はこれまで行けなかった場所に旅行したい、とか、これまで諦めていた趣味をしたい、とか、定年後の暮らしを思い描いている人も多いでしょう。

 

たまに、定年後の生活を描いたブログなどを拝見すると、それぞれが旅行や趣味、孫たちとのかかわりなどほほえましい描写が目立ちます。

 

ただ、これにも先立つものがあってこそ。

 

金銭的な余裕がなければ、楽しめませんよね…。

 

日本の年金制度は、いまや破綻寸前とも考えられています。 

 

なにせ、この少子化。

 

支えてくれる若い世代が圧倒的に少ない。

 

年金の支給率は下げられ、逆に支給年齢は引き上げられる始末。

 

さて、私の望む優雅な老後はどうすれば送れるのでしょうか。

 

80歳まで働く…定年後に必要なお金は?

 

 

そうすると、「遊んでばかりいられないから働く」「働かないと食べていけないから働く」という方も、けして少なくはないでしょう。 

 

定年後の三十数年を賄うには、約2000万円必要、と報道されたのは多くの人が衝撃をもって見ていたと思います。

 

贅沢ではなくてもそこそこ満足のできる生活をしようとすると、月20万円ほどかかるとの試算があります。

 

この場合、定年後30年生きるとすると、

 

20万円 × 12か月 × 30年  =  7,200万円

 

なんと、7,000万円以上!

 

これに対して、受給できる年金額はというと、

 

国民年金だけだと、月6万円弱、厚生年金だとそれまでの年収等にもよりますが、平均すると月14万5千円くらいだそうです。

 

平均的な厚生年金を受給するとすると、

 

14万5千円 × 12か月 × 30年 = 5,220万円

 

なるほど、以前政府が言ったとおり、年金のほかに2,000万円ひつようになるわけです!

  

さて、退職金と貯蓄を合わせて2000万円をもって定年を迎えられる人が、どれほどいるのでしょうか。

 

しかも、これはあくまで生活費であって、旅行などの娯楽費は含まれていません!

 

となれば、「元気なうちは少しでも働きたい」と思うのも無理はないのかもしれませんね。

 

80歳まで働く…健康寿命って?

 

定年後の生活を考えた時に、金銭的な問題と合わせて気になるのは、やはりそれぞれの健康問題です。

 

亡くなる直前まで元気でぴんぴんしているというのは、一つの理想ですが、なかなかそうはいきません。

 

2016年の統計では、健康寿命は男性で約72歳、女性で約74歳だそうです。

 

65歳で定年とすると、男性が健康で過ごせる時間はわずか7年ほど!

 

80歳まで働ける人はあまりいないということになります。

 

まして、再雇用してもらって働いたのち、ゆっくりとした時間を楽しもうなんて考えていると、じつはその時間はなく、病院通いになってしまうかもしれないのです。

 

あくまで統計上の数字なので、一概には言えませんが、やはり年齢とともに身体機能の認知機能も低下していくのは否めません。

 

そのうえで、定年後の生活をどうするのか、その資金はどうするのか、あるいは雇用という形態に縛られることなく、自分の働き方を見つけるのか…

 

老後の生活を考えるうえでも、若いうちから、元気なうちから、自分の健康や資金面も含めて、自分の働き方、暮らし方を見つめなおす必要がありそうですね。

 

80歳まで働く…ネット上の意見は?

 

このノジマの80歳まで働けるというニュースにいろいろなコメントがついています。

 

80歳まで働けることは幸せだと思うが、

80歳まで働かないといけない社会は幸せなのだろうか?

 

うちの会社も定年のばしたけど、やっぱり体が動かない、付いていかないという理由でその負担は他の若い社員にのしかかってますけどね。本当に定年を伸ばすだけが会社をよりよくできるかは疑問がありますね。

 

働きたい人には選択肢としていい制度だと思います。

私個人としては早くリタイアして自分の時間を楽しみたいので

年金額を減らされたり受給年齢の引き上げはやめてほしいです。

以前は自分も、退職してからは働けるなら働けば良いよねと思っていました。

でもそれって60歳過ぎても働けるほど健康であることが前提なんですよね。60歳過ぎて健康であるかの保証なんてなく、むしろ80歳まで働かないといけない社会は正常なんだろうかと。

最近のパートさんなんかも、定年制がなくなったところも多いと聞きます。働ける場所がある事は安心感もありますが、本当に死ぬまで働かされるのかなと恐怖でもあります。

 

などなど…。

 

定年後も働くか働かないかはそれぞれの自由な意思だけれど、「そうしなければ生活できない」世の中はやはり異常かなと思います。

 

社会制度は高齢者だけでなく、こどもやその他の弱者にも向けられるべきものなので、高齢者の社会福祉ばかりに税金を投入できないのは分かりますが、日々の食事や生活ぐらい、心配せずに過ごせる世の中であってほしいと思います。

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