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DJ KOO 開頭手術 クモ膜下出血の危険回避 妻と娘の支えに感謝

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音楽ユニット「TRF」のメンバーとして活躍し、このところは、その憎めないキャラクターでバラエティー番組でも人気のDJ KOOさん。

 

そのDJ KOOさんが脳動脈瘤が見つかり、開頭手術を受けていたそうです。

 

DJ KOOさんが開頭手術に至った経緯やその後の経過、脳動脈瘤やクモ膜下出血について調べてみました。

 

DJ KOO 開頭手術 

 

脳動脈瘤の発見

 

お酒も飲まず、たばこも吸わないDJ KOOさん。

oricon.co.jpより

 

仕事柄、不規則な生活ではあったものの、健康には自身があったそうです。

 

そんなDJ KOOさんが異変に気付いたのはなんとテレビのバラエティー番組でした。

 

記事によると、

 

2017年、テレビのバラエティー番組で人間ドックを受けたところ、MRI(磁気共鳴画像)で脳血管の一部に、こぶのように膨らんだ部分が発見された。直径9・8ミリの脳動脈瘤(りゅう)で、すでに視神経が圧迫されていた。

yomi Dr.

脳動脈瘤は、脳の血管の弱いところにできる瘤で大きさは1・2mmの小さなものから30mmを超えるものまで様々です。

 

脳動脈瘤は、そのものではほぼ無症状ですが、瘤が大きくなると神経を圧迫したり、また、破裂するとクモ膜下出血を起こし命に関わります。

 

一命をとりとめても麻痺が残ったり、失語症などの高次脳機能障害が残ったりして、その後の生活に大きな影響を及ぼします。

 

日本脳神経外科学会によると、こぶの大きさが直径7~9ミリでは1・69%、10ミリ以上になると4・37%が1年で破裂するといわれており、DJ KOOさんの結果はクモ膜下出血の危険が眼前に迫ったいたような状況です。

 

 

開頭手術への決断~妻と娘の支え~

 

番組で脳動脈瘤を発見され、番組終了後に医師から説明を受けたそうですが、その間体がフワフワと体が宙に浮いているような不安を感じたといいます。

 

「自分が死んでしまうかもしれない」

 

「死」というのはだれしも漠然と自分にも訪れることを知っていても、実際にそれを感じるのはこうして大きな病気や事故に直面した時なのかもしれません。

 

テレビ局からの帰り道、車の中から奥さんに電話で検査結果を伝えたそうです。

 

脳動脈瘤でくも膜下出血の危険もあるといきなり知らされた奥さん。

 

動揺するのも無理はありません。

 

朝、出かけるときまで夫の健康を何一つ疑っていなかったのに、帰りには命に関わる病気を持っていると伝えられる…。

 

その驚きは想像に難くありません。

 

しかし、DJ KOOさんの奥さんはすぐに前向きに動き始めます。

 

まず、高校生の娘さんとともに、DJ KOOさんが帰宅する前のわずかな時間に脳動脈瘤とその治療についてネット検索し、今後の方針をどうするべきか考えます。

 

脳動脈瘤の治療

 

未破裂の脳動脈瘤が見つかった場合、小さいものではそのまま経過観察となることが多いようです。

 

というのは、 ”5mm未満の脳動脈瘤を治療せずに平均3.4年間、経過を観察したところ、これらの小さなコブの破裂率は年間0.54%だった”という研究結果もある(国立循環器研究センター) そうで、動脈瘤=クモ膜下出血、というわけではないからです。

 

とはいえ、どの動脈瘤が破裂するかはわからないのが現状。

 

上述の記事のように破裂の恐れが高くなる大きさでは、治療を進めることが一般的です。

 

脳動脈瘤は自然に小さくなったり消えたりすることはないのです。

 

脳動脈瘤の治療には大きく分けて2種類あります。

 

クリッピング術

 

脳動脈瘤の入り口(首のように細くなっていることが多く、ネックと呼びます)の部分を金属製のクリップではさみ、瘤の中に血液が入り込まないようにする方法です。1970年代から日本でも普及しはじめ、標準的な治療とされてきました。

国立循環器研究センター

 

国立循環器研究センター:脳動脈瘤ネッククリッピング術

 

この方法では、しっかりとクリップで血流を止めることあできるので、瘤のなかに新たな血液の流入がなくなり、瘤が大きくなることがありません。

 

なので、「根治性が高い」治療として推奨されています。

 

しかしながら、頭部の皮膚をとり、頭蓋骨を一時的に一部外して行う手術なので、侵襲が大きく、脳の奥深くにある動脈瘤では治療が難しい、といった欠点もあります。

 

コイル塞栓術

 

これは、動脈瘤のなかに髪の毛ほどの細いプラチナコイルを留置し、そのコイルと血液が反応して血栓化し、動脈瘤のなかに血液あ流れこまないようにするものです。

 

動脈瘤の中を鉄筋コンクリートで固めるようなイメージですね。

 

具体的には、

足の付け根の動脈もしくは腕の動脈から「ガイディングカテーテル」と呼ばれるチューブを入れ、頭部に向かう血管へ導いて"留め置き"(留置)、その中から「マイクロカテーテル」というさら に細いチューブを取り出し、動脈瘤の中に誘導します。

次に、マイクロカテーテルの中から髪の毛と同じくらい細くて柔らかいプラチナ(白金)コイルを動脈瘤の中に誘導し、留置します

国立循環器研究センター

 

国立循環器研究センター:脳動脈瘤コイル塞栓術

 

コイル塞栓術の最大のメリットは、開頭しなくて済むことです。脳に直接触れることもないので、術後のけいれんなども起きませんし、脳の奥深くの動脈瘤の治療も可能です。

 

しかしながら、コイルの留置が不十分だと、また血液が瘤の中に流入し、再治療をせざるを得ません。

 

コイル塞栓術の治療を受けた患者さんの5~10パーセントが再治療を受けているといわれています。

 

 

DJ KOO 開頭手術 クモ膜下出血の危険回避

 

そして、DJ KOOさんは開頭してのクリッピング術を選択します。

 

はじめ、DJ KOOさん本人は体への負担の少ないカテーテルでの治療、すなわちコイル塞栓術を受けることに気持ちが傾いていたといいます。

 

「頭を開くのは怖い。治療後、仕事復帰までの期間も短いと聞いたので、気持ちはカテーテルに傾きました」

yomi Dr.

当然の心理と思います。

 

しかし、家族の思いは異なりました。

 

「仕事以前に、ずっと一緒に生きていける、より確実な治療を選んでほしい」

yomi Dr.

こちらも、家族として当たり前の思い。

 

悩むDJ KOOさんにかけた主治医の言葉がDJ KOOさんの心を動かします。

 

「(開頭手術も)任せてください。脳動脈瘤とともに、仕事や日常生活への負担も含め、あなたの今後の人生も手術します」

yomi Dr.

開頭してのクリッピング術を選択したDJ KOOさん。

 

6時間半に及ぶ手術は無事成功し、その後はリハビリに励み、今はお仕事を頑張らています。

 

その明るい笑顔は、大きな魅力ですね。

 

手術後、「当たり前の生活って、ありがたいことなんだと再認識した。」と話すDJ KOOさん。

 

それまで、音楽の話はすることがなかったという娘さんは、そのスマホに自身が生まれる前の「TRF」の曲をたくさん入れていたそうです。

 

話さなくても、その絆はとても深かったんですね。

 

徹夜仕事を減らし、野菜を多く食べる食生活に変えています。

 

自身の大きな手術を経験することで、奥さんや娘さんとの絆を再確認したDJ KOOさん。

 

現在は、 来年の東京五輪・パラリンピックを前に、日本の伝統的なお祭り文化「盆踊り」を世界へ紹介することに力を入れているそうです。

 

それができるのも、健康な体があってこそ。

 

その明るいキャラクターで、奥さんと娘さんとの深い絆に支えられて、活躍の幅を広げていくのでしょうね。

 

DJ KOO 開頭手術 世間の反応は?

 

DJ KOOさんの手術のニュースにこんなコメントが寄せられています。

 

「 最近、それほど見なくなったと思ったら、療養もあったのかな?
けど、そういうのを最悪なパターンになる前に見つけれてよかったと思うし、自分でも手術すると思う。
ほっとけば、高確率で命にかかわってただろうしね。 」

 

「 単なるショービジネスのような番組で不謹慎だと揶揄されようが、1つのきっかけで診断、治療できたのはすばらしい。放置されていたらKEIKOのような後遺症や植物状態、死亡もありえたかもしれない。 」

 

「 この担当医が凄い!「(開頭手術も)任せてください。脳動脈瘤とともに、仕事や日常生活への負担も含め、あなたの今後の人生も手術します」なんて、今どきは訴訟とか恐れてなかなか言えないはず。患者側としては心強いだろうな 」

 

「 最近では娘さんと同世代のlolに参加したり積極的に活動の幅を広げてるのが凄い。
それも手術の影響があるのかも…。 」

 

などなど、クモ膜下出血に至ってしまった場合を心配する声や、主治医の言葉への感動、手術後の仕事の変化に対するコメントも多くみられました。

 

今後も定期的に検査を受けながら、奥様と娘さんのためにも元気な姿を長く見せてほしいですね。

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